プロフィール

石井 佑佳(いしい ゆうか) / 和暮らしコーディネーター

富山県在住。

小学校の時、学校で絵本を読んでくれたり、紙芝居を見せてくる人に憧れ、高校3年の体育の先生の「保育士になれ」の後押しもあり保育士を目指しました。

無事に保育士の学校を出て、10年保育士として子どもに接すること、に充実した日々を送っていました。

そんな時、旦那の実家に引っ越しをすることになり、保育士を辞めました。

その後は、3年間2人の子育てしながら、パートで保育士で務めていたが、自分の子どもとの時間を両立できなくなり、働き方が融通が効く、大手服飾量販店で働きはじめました。

下の子の高校の部活動引退に合わせて、あまり手をかける必要もなくなり、仕事への熱量が高まりました。

自主的に昇格試験を受けて、仕事にのめり込んでいきました。

役職もいただき、家庭との両立をしながら、仕事の責務を果たそうと挑戦を続けて行きました。

元々は小さな店舗を任されていて、仕事に励む毎日だったが、子供の大学進学のタイミングと同じ時期に、私自身も小さな店舗から大きな店舗へと業務命令として移動になり、環境が大きく変わったんです。

すると、仕事量、責任、拘束時間が極端に増えました。

責務からやらないといけないことが急激に増えていきました。

開店前の朝7時から夜の19時までいても仕事が終わらない。

大型店舗になってから、万引き対応や業者とのやり取りなど、今までの店舗ではなかったようなトラブル対応にも追われました。

そのような環境の中、1年10ヶ月そこの店舗で仕事を続けてきましたが、新規店舗の開店に合わせて、また移動となりましした。

当時の私は、
・常にイライラし、上司部下お構いなしに当たり散らす
・家族の顔を見ると文句を言う
・友達に悪口を聞いてもらう
・帰宅が22時なので、化粧も落とさず布団になだれ込む
・もちろんお風呂には入らない、朝シャワーだけ
・トイレに行くのが面倒で、極端に水分を取らない
・夜はSNSに依存
・友達といる時もソワソワしてずっとスマホを見てる。
・ご飯を食べるのも面倒で、お菓子で済ます。
 たまに食べても、カップ麺、コンビニ飯ばかり
・家事もほとんど出来ず、家の中はぐちゃぐちゃでいらないもので溢れかえっていました

そんな状態ですから、私のココロと身体は、少しずつ自分でも気づかないうちに蝕まれていきました。

同時に女性が必ず経験していくホルモンバランスの変化(閉経)の時期と重なり、健康診断でも、体調に異変が出ている状態が続きました。

あわせて逆流性食流炎になり、夜中にも戻してしまう散々な日々。

朦朧とする中、夜中に無意識で病院に駆け込む日々。

生活もまともな状態ではなく、身だしなみにも気を使えず、髪はボサボサ、衣服、靴もいつも同じ、もったいなくてお金が使えない、どこにも行く気力もない。

休みの日には、ただただ寝ていました。

挨拶、笑顔なし、顔つきは死神のようでした。


そんな状態だと、自然と友人たちは私から反れていきました。

でも大丈夫!私には親友のKちゃんがいる!!

ずっとそう思っていました。

私の心の支えとなっていたKちゃん。

ふとした行き違いから、Kとも音信不通になりました。

そして、私は1人になってしまい絶望感に打ちひしがれました。

不平不満で満タンの脳と、100本くらい矢が刺さったズタズタのココロ。

ミイラ化した身体とカラカラのお肌で、とても表に出れるような状態ではありませんでした。

それでも100人に1人くらいしか受からない昇格だったこともあり、仕事を辞めることに対しても抵抗があったため、その後も身体をかばいながら仕事を続けていました。

そんな時、コロナが全国的に拡大し、店舗も休業となり、今まで会社勤ばかりしていた時間とは真逆の自宅待機を初めて経験しました。

改めて子どもたちとゆっくり過ごす時間を持つことができそこでやっと気づいたんです!!

「私おかしい!こんな人生は嫌だ!自分が大嫌いだ!変わりたい!」

そのままの勢いで会社も退職しました。

自分の人生を変えたい一心で、今の気持ちを赤裸々にノートに書いてみることをはじめました。

最初はなんの楽しみもない、自分が大嫌い、1人で何かを始められない、お金が使えない、誰に対してもイライラする、周りの誰も信用できない、そんな自分が許せないという、負の内容ばかり書き溜めていました。

ノートに毎日自分の感情を書くと、少しずつ、これまで人のせいにしたり、マイナスの考えなどのひねくれた考え方から、自分の感情に素直に向き合えるようになりました。

自分と向き合う時間がいままでなかったので、ホントの感情に出逢えたことに自分でも感動しました。

そのうちにもっとこうしたらいいかも!
この方が楽しそう!
こっちの方が合ってる!
こんなに我慢してたんだ!
などがわかり、ホントに自分の望むことに挑戦する気持ちが芽生えてきました。

たった一人の大切な友人さえも幸せにできなかったし、なんといっても自分自身を幸せにしていなかったことがわかったからです。

わたしは
「周りのすべての人を幸せにする!!」
を人生のテーマにして、今後生きていこうと、意を決しました。

仕事の束縛から解放された私は、これまで休日は家でゴロゴロと過ごしていたのですが、少しづつ運動を始めるなど、身体のことにも気を使うようになりました。

子供の頃から全く運動していなかったので、まずは、サンダルで家の庭を5分歩く、という散歩みたいなことから始めました。

初めは、たった5分歩くだけでもすぐに疲れてしまい、自分の体力のなさを痛感しました。

そこで今後人生を輝かせるためにも体力をつけることも必要と、健康な体づくりを始めて行きました。

そんな時、ふと思いついたのが登山です。

私の父親は昔から登山が好きでいつもその話を聞かせてもらっていました。

でも私が8才の時、父親といつも一緒に登っていた、いとこの子が山で遭難し亡くなってしまいました。

それから父は山に登ることはなくなり、そのまま短い人生を終えました。

今ふと考えると、父親が大好きだった私は、父が魅了された山に癒しを求めるようになりました。

登山を始めた頃から、運動した後は、心も身体もスッキリすることに気づきました。

特に登山は、自然と運動が一緒に楽しめるので、帰ってきてから、しばらくは、自然中毒の中にいるような、幸せな感情が長続きしました。

そして、身体が強くなると比例して、こころもつよくなっていくのが自分でもわかり、少しのことでへこたれない、感情がぶれにくくなりました。

心も身体も少しづつ健康志向に向けて動き出すと、新しい人生で挑戦してみたいことが、どんどん湧き出てくるようになりました。

小さな頃から大好きだった絵本。

仕事に追われ、絵本や書籍を読む時間も考えなかった日々でしたが、もう一回読んでみよう!と思い立ち最初に読んだのは、本田健さんの大富豪からの手紙でした。

これが読書初心者にも読みやすく、ワクワクするストーリー展開でした。

この日から、ずーっと読書を続けています。

たくさん読んだ本で気付けたことは、
感謝すること
いま、この瞬間が一番大事だということ
自分を大事にする
ということです。

今では、小学校と図書館で、子どもたちへ絵本の読み聞かせを行っています。

忙しくて、忘れてた本の世界、心にゆとりのある生活に向けて、自身と勇気を取り戻して行ったのです。

そんな中、とある年末の大晦日。
娘と2人で、45Lゴミ袋を抱え、いらないものを捨て始めました。

今思えば人生を変えたくて古いものやいらなくなったものを自然に整理したかったのかもしれません。

でも最初は抵抗があり、ポンポン捨てる娘の目を盗んで、ゴミ袋から拾ってくる私。

それをまたゴミ袋に捨てる娘。

こんなことを何度も繰り返すような日々でした。

でも、そういった行動を繰り返していくうちに初めは捨てられなかったものも捨てられるようになり、気持ちにも少しづつ変化が起こりました。

物を捨てるというハードルが低くなり、価値観がどんどん変わって行くのが自分でも分かりました。

物を捨ててスッキリする感覚が心地よくなり、自然と我慢していた人間関係や、生活における行動や考え方の縛りから解放され、何にも捉われない生活が、気持ちよく感じるようになりました。

1番大切な自分のマインドを最優先することができるようになったのです。

今では、自宅にあったものの6割ほどを手放し、とてもすっきりした気持ちで日々の生活を過ごしています。

このような体験をへて、ボロボロの人生を新しい人生のスタートに変えることができました。

私の人生のテーマ
「周りのすべての人を幸せにする!!」

この思いを胸に同じような境遇を抱えている人へのサポートをしたいと思うようになりました。

私と同じような環境や仕事に追われている皆さんに、生きがいを持った人生へ変えていただきたい、そんな方と一緒に、ストレスや縛りに捉われない自分らしい人生を歩むための
「和暮らし」をスタートします。

まずは一緒に散歩から始めませんか。


<和暮らしとは>

【習慣と行動の意識付けで整える】
「ノートを書く」
単純に「毎日書く」ことです!
思ったこと、感じたこと、目標、夢、今日の良かったこと、自分の好きなところ、これからやりたいことなどをしっかりと記憶することが大切です。
書くことで新たなスタートに向けて行動しやすくなります。
自分の好きなこと書いていくうちに、これまで自分のことが嫌いでしょうがなかったのですが、自分を好きになり、自分の価値をあげることができました。
毎日、何でもない当たり前と感じていたことが、一つ一つ楽しいと感じるようになりました。
何でもない平凡な暮らしの中で、毎日小さな幸せを見つけられる人生って、素晴らしいとは思いませんか?

「朝活」
夜は、その日あったことを振り返ったりしますが、嫌なこととかがあると、どうしても嫌な気持ちを思い出してしまい、気持ちよく寝付けなかったりします。
そういうネガティブな無駄な時間を有効活用するため、夜は早く寝て、朝、自分への時間をしっかり当ててあげることによって、その日の行動に向けたメンタルを整えることができます。
また、朝日を浴びることによって、気持ちもリフレッシュし、新たな毎日を歩み出す一歩を踏み出すことができます。
日々、嫌な気持ちで過ごすより、一緒に朝活をして、毎日自分らしい楽しい日々を一緒に過ごしましょう。

「食事」
昨今の加工食品やジャンクフードなどは、食品添加物などがたくさん使われており、ココロやメンタル、お肌にも影響が出ることが考えられます。
とくに、腸は第2の脳と言われていて、腸内環境を整えることが大事であり、そのために、発酵食品を摂取しようと考えました。


【新たな和暮らしのスタイルを整える】
「断捨離」
簡単なようでなかなか進められない断捨離。
捨てられずに溜まっているものは、購入した時の価値や思い出が残っているので、なかなか捨てられないことが多いです。
私自身も、捨てては戻しを繰り返していましたが、古いものなどを捨てていくたびに心がとてもスッキリしました。
新たな人生を再スタートさせたい時に、古いものや溜めていたものへの固着があると、なかなか新しい人生への一歩が進めないことを実感しました。
まずは「始める一歩」を一緒に実践していきましょう。


「山活」
山は、頑張って登った達成感が100%味わえます。
そして、絶景のご褒美に感動します。
山でしか出逢えない植物に出逢えます。
そして、大自然の中に身を置くとココロも身体も浄化されるような感覚になります。
動物や鳥のさえずり、時として突然の雷雨でさえも、自分の存在が自然に生かされてることに気づいたりします。

「着付け」
日常の生活に自然に和服を取り入れることから始めます。
着物を着ると、自然と背筋が伸びて、心を凛と整えてくれます。 
一つ一つ手間がかかり、それを丁寧にこなしていくなど、時間の貴重さを感じることもできます。

「読書」
本を読むことは、偉大な先人の知恵をしり、見分が広がり、人生が豊かになり、人間的な成長もできる。
また、1人で落ち着いた時間を作ることで、自分に向き合い、大切にする感覚を養えるように思います。

今現在は、ココロも身体も元気になり、毎週末の登山、着付け講師、和暮らしを取り入れたことによって豊かな暮らしを実践中です。

不健康だった以前とは違って健康診断もオールAとなり、充実した日々を過ごしています。

和暮らしを通じて暮らしのヒントを1人でも多くの方にお届けして、笑顔の和を広げて行きたいと思っています!